こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
健康の役に立つ雑学や知識をブログで紹介しています。
子供の視力は近年、低下傾向にあるようです。
視力低下はデータではっきりと出ています。
視力低下の原因は何なのでしょうか?
今回は現代社会と視力低下の関係についてのお話です。
子供の視力は低下してきている
(ロート製薬HPより)
文部科学省のデータ(左側グラフ)は裸眼視力1.0以下の子供の比率です。
1978年と2019年で比較すると、どの世代でも視力1.0以下の子供が増えています。
右のデータは年齢別近視有病率です。
こちらのデータでも1984年、1996年、2017年と近視有病率が明らかに増えています。
近視はスマホのせい?
この情報を見て
最近の子供はゲームばっかりやってるから~
スマホが普及してきたせいでしょ~
と思った人も多いかもしれません。
しかし、ゲームやテレビやPCのモニターが視力低下の原因になっているというエビデンス(科学的裏付け)はありません。
むしろロチェスター大学(ニューヨーク)の論文では、「1日に数時間ゲームをした学生の方が20%程視力の向上がみられた」という結果になっています。
実はゲームもスマホも視力低下の直接の原因になっているわけではないのです。
実際私も小学生の頃から学生時代はゲームばかりしてましたが、今でも視力は1.0以上あります。
ゲームやスマホが視力低下の直接的な原因にはなりませんが、全く無関係という訳でもありません。
視力低下の真犯人は
様々な研究の結果、子供の視力低下に影響しているのは外遊びが減った事や睡眠不足、ストレスなどがあると言われています。
外遊びが減った事や睡眠不足の原因がゲームやスマホである可能性は確かにありますが、スマホが直接の原因ではない様です。
外で遊ぼうとしても、遊べる場所が少なくて困ってます!
そうですね。
東京は特に子供がもっと外で遊べるような環境を作ってあげる必要があると私も思います。
意外かもしれませんが、ストレスが原因で視力に影響が出ることもあります。
ストレスが原因で目に症状が出ることを眼心身症や心因性視力障害といいます。
大人も同じ
子供の視力の話ばかりで自分には関係ないと思う人もいるかもしれませんが、実は大人でも視力低下の原因はあまり変わりません。
外出が少ない、睡眠不足、ストレスが溜まっている。
そういう大人って多いですよね。
また40代以降は目の栄養不足が原因で起こる眼病が増加します。
子供だけでなく、大人もしっかり目を休める必要があります。
視力は目のレンズを調節する機能が正しく働けるかどうかが大きな問題です。
レンズを調節しているのは目の筋肉です。
身体を動かすのと同様にレンズの周りの筋肉がレンズを伸ばしたり縮めたりしています。
同じ姿勢でいると肩や腰の筋肉が固まって凝ってくるのと同じです。
目をたくさん使って疲れてくると、目の筋肉もだんだん硬くなって疲れて凝ってきます。
もちろん目を休める事が大切ですが、溜まった疲れは取ってあげましょう!
疲れ目には目の鍼灸治療がおススメです。
目の周りに鍼やお灸をする事で目がスッキリして、視力や視界が改善します。
詳しくは解説マンガで!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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