こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
健康の役に立つ雑学や知識をブログで紹介しています。
食品には賞味期限と消費期限がありますが、違いを知っていますか?
今回は賞味期限と消費期限の違いを解説します。
食品のことだけでなく、人生の賞味期限と消費期限についても解説いたします。
賞味期限と消費期限の違い
店舗で販売されている食品の多くに賞味期限か消費期限が記載されています。
この二つはとても似ている言葉ですが意味は大きく違います。
食品の場合、品質の劣化が早いものには消費期限が、比較的緩やかなものには賞味期限が記載されています。
賞味期限は「美味しく」、消費期限は「安全に」食べられる期限というです。
賞味期限は少し過ぎたからと言ってすぐに危険ではありませんが、消費期限はしっかり守る必要があります。
しかし不適切な保存方法だったり、不衛生な保管方法では、たとえ期限内だとしても食べるのは避けた方が良いでしょう。
- 冬だから大丈夫
- 冷蔵庫入れてたから平気
- 開けてないから問題ない
- 納豆は元々発酵しているから平気
このような考え方は禁物です。
美味しく安全に食べるためには、適切な管理のもとで期限内に食べましょう。
今回はこれで終わり!!・・・ではもちろんありません。本題はここからです。
人生の賞味期限と消費期限
賞味期限と消費期限があるのは食品だけではありません。
私達人間にもあると私は思っています。
賞味期限とは言いましたが、誰かに食べられるという訳ではありません。
自分が自分の人生を思いっきり味わうための期限です。
消費期限が命の長さ、賞味期限は経験をおもいっきり楽しめる期限ということです。
食品との大きな違いは、人生の賞味期限と消費期限には日時が記載されていません。
だからある日突然、期限切れになる事もあります。
賞味期限が少しずつ近づいてると実感している人もいませんか?
- 「昔より体力が落ちたから遠距離の旅行はムリ」
- 「お酒に弱くなったから会える人が減った」
- 「昔は好きだった分厚いステーキが食べられなくなった」
みたいな事はありませんか?
個人差はありますが、五十歳前後でそんな感覚が出始める方が多いです。
賞味期限がいつ終わるかはわからない
怖いのは賞味期限が近づくスピードは一定でないということです。
例えば、
去年までは毎年2%位のペースで残り期限が近づいている感じだったのに、今年は○○のせいで一気に50%以上近づいた気がする。
という感じです。
個人的な話ですが、私の母は五十過ぎでパーキンソン病(身体が動きにくくなる病気)に、父は六十過ぎでALS(身体だけでなく、呼吸する筋肉も動かなくなる病気)になりました。
二人とも末っ子の私がやっと成人して、退職後の人生を楽しもうとしていた矢先でした。
それまでは当時の私から見た限りは、健康には問題なさそうでした。
その後、父は数年、母は20年以上生きてくれましたが、その間は制限だらけでした。
旅行や外出はもちろん、日常生活に誰かの助けが必要だったのです。
両親は人生を楽しめたのかな?
と今でもそう思ってしまいます。
それからも楽しい事はあったと思いますが、思いっきり楽しむという賞味期限はある日突然終わってしまったと思っています。
楽しみを後回しにしている時間はない
人生の賞味期限はある日突然終わるかもしれません。
後回しにしていたら、ずっとやりたいと思っていることがやれないまま終わってしまうかもしれません。
賞味期限がたくさん残っているうちに全部やっちゃいましょう!
食品とは違い、人生の賞味期限は延ばす方法があります。
それは
- 健康的な食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- 適切なメンテナンス
です。
逆にこれらを行っていないと、期限が短くなってしまう可能性もあります。
人生の後半戦を楽しむためにはこの4つと、自分のやりたいことを後回しにしてはいけません。
適切なメンテナンスは私がお手伝いしていきます!
コメント