こんにちは！
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
上井草すまいる鍼灸整骨院は2012年に小さな町でオープンした小さな治療院です。
完全予約制、完全個室でじっくり時間をかけて施術をしています。
こちらのブログでは、皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。
レム睡眠とノンレム睡眠と言うのを聞いたことありますか？
なんなく聞いたことあります。
今回はレム睡眠とノンレム睡眠についてわかりやすく解説していきます。
今回のブログはこんな人にオススメ！
- 質の高い睡眠をとりたい人
- 睡眠に問題を抱えている人
- 睡眠について知りたい人
- 睡眠で困っている人を助けたい人
それでは早速いきましょう！
レム睡眠・ノンレム睡眠とは
今回のブログもスタンフォード大学教授の西野精治氏の著書「スタンフォード式最高の睡眠」「眠れなくなるほど面白い睡眠」を参考にしています。
超簡単に言うと
レム睡眠は浅い睡眠
ノンレム睡眠が深い睡眠です。
レム睡眠とかノンレム睡眠のレムってどういう意味？
レム睡眠とは英語で Rapid eye movement sleep のことで、日本語にすると急速眼球運動睡眠になります。
レム睡眠中はまぶたの下で目玉が素早く動いているのでこのような名前になっています。
けっこうしっかり動いています。
この急速眼球運動を伴わない睡眠を、ノンレム睡眠（Non–rapid eye movement sleep）といいます。
レム睡眠の特徴
レム睡眠とは脳は起きているけど身体は休んでいる睡眠です。
身体はしっかり休息して回復しています。
一方、脳は休まずに活動しています。
脳が休めない睡眠なんて役に立つの？
レム睡眠中は脳内で記憶の整理や情報の統合が行われていると言われています。
夢見なかった日はレム睡眠が無いって事ですか？
睡眠時間が一定以上（個人差ありますが、2時間以上）あれば、レム睡眠はあります。
夢を見なかったのではなく、夢を覚えていないだけです。
確かに起きた時は覚えてた夢も、気が付いたら思い出せなくなってる時があるよ。
金縛りにあうのもレム睡眠中だと言われています。
浅い眠りなので脳が目覚めたのに体は寝ているので、身体を動かせないという状態です。
レム睡眠はまだまだ謎の多い部分で、様々な研究が行われています。
今後の情報が楽しみですね。
ノンレム睡眠の特徴
ノンレム睡眠では身体、脳ともに休息しています。
さっき言ってた深い睡眠ですね。
脳が休めるのはノンレム睡眠だけです。
目が覚めた時に頭がボーっとしてしまう人は、ノンレム睡眠がうまく取れていないのかもしれません。
脳波を調べると徐行運転の様にゆっくりな脳波になっているので、徐波睡眠とも言います。
スタンフォード大学の西野精治教授（スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長）によると、特に大切なのは睡眠の最初に訪れる90分間のノンレム睡眠としています。
最初の90分のノンレム睡眠を「黄金の90分」と名付けています。
この90分をいかに深くするかがとても重要で、黄金の90分をしっかり休息できれば、たとえ睡眠時間が短くても十分に回復できるということです。
どうしても睡眠時間が短くなってしまう方も、黄金の90分だけはしっかり休みましょう。
こちらのブログもおススメです。
ノンレム睡眠で大切なのは黄金の90分です。
よく言われているレム睡眠とノンレム睡眠が90分ごとに入れ替わるから、睡眠時間を90分の倍数にすると良いというのは俗説です。
実際には最初の90分以外は睡眠周期は個人差が大きくあります。
90分の倍数で入れ替わっているわけではありません。
最初のノンレム睡眠ではとても深く長い。
後半のノンレム睡眠は浅く、短くなっています。
実際の睡眠サイクルの長さはステージによって変化し、個人差も大きく一定ではありません。
90分の倍数で考えるのではなく、黄金の90分を大切にして質の高い睡眠をとりましょう！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
睡眠の問題でお困りの方は当院にご相談ください。
参考文献
コメント