こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院です。
一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
このブログは皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。
ウイルスはいつ無くなるの?
そもそも終わらないんじゃないか?
アフターコロナ?ウイズコロナ?
こんな話が世の中にあふれてますね。もう聞き飽きた人も多いでしょう。
その際に良く出てくる収束と終息という言葉があります。
どちらも読みも「しゅうそく」と同じで、意味も似ていそうなのでよくわからないですね。
という事で調べてみました。今回はそのまとめです。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 収束と終息の違いを知りたい人
- 感染症流行の終わり方を知りたい人
- 感染症の歴史に興味のある人
- 雑学に興味のある人
それでは早速いきましょう!
収束と終息
早速ですが、言葉の意味から説明していきましょう。
収束とは、分裂・混乱していたものがまとまって収まりが付くこと。
終息とは、物事が終わってやむこと。
デジタル大辞泉より
どちらの言葉も終わる、落ち着くという事ですね。
違いはあるのですか?
違いは
終息は完全に終わること
収束は終わってはいないけど問題無い範囲になること
をそれぞれ意味しています。
実は過去の流行感染症のほとんどは終息ではなく、収束している状況です。
では、病気が終息・収束するとはどういう時でしょうか?
感染症の収まり方
感染症の収まり方にはいろいろな場合があります。
その一部を書いていきます。
集団免疫を獲得する
全員(または全員に近い大多数)が一度感染して、免疫を持った状態になると感染症は広がらなくなります。
ワクチン
ワクチンを開発、普及して人為的に免疫を持たせる方法です。
自然の集団免疫とは少し違いますが、人為的に集団免疫を獲得する方法です。
ウイルスの変異
ウイルスや細菌がマイナーチェンジし、違う病気になった場合です。
そのウイルスや細菌による病名ではなくなりますが、変異した病気がまた広がるため、人間への影響は残ります。
どこまで同じ病気として考えるかですね。
インフルエンザは毎年変異していますね。
宿主と一緒にいなくなる
かかった人が全員亡くなると、ウイルスは生きていけません。
エボラ出血熱が感染力が強いのに拡大しないのは致死率が高いので、これに近い状態です。
なぜか、なんとなく落ち着いている
過去の感染症にはよくわからないけど、いつの間にか終わっているものも多くあります。
例えばスペイン風邪やペストなども多くの被害者が出ましたが、なぜかいつの間にか収まったのです。
はっきりとした終わり方はよくわかっていないままなのです。
多くの病気やウイルス等は最後のなぜか終わっているという状態なのです。
終息した病気は少ない
今までの人類の歴史で考えると、終息したと言える感染症はとても少なく、ほとんどの病気はとりあえず収束しているという状態です。
今後の世の中がどうなるかはわかりませんが、長い目で見れば過去の多くの感染症と同じような感じになるのではないでしょか?
いつかなんとなく収束するのでしょう。
参考文献
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