こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院です。
一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
このブログは皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。
寝床に入ってからどれくらいで眠れますか?
世の中には「寝つきのいい人」もいれば、なかなか眠れない「寝つきの悪い人」もいます。
普段は寝つきのいい人でも、なかなか寝れない日も時にはあると思います。
今回は眠れない時に眠りやすくなる方法をまとめていきます。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 寝つきの悪い人
- 寝つきの悪い日がある人
- 早く寝る方法を知りたい人
- 睡眠に問題を感じている人
- 良い睡眠で健康になりたい人
それでは早速いきましょう!
ブルーライトを避ける
今回のブログもスタンフォード大学医学部教授の西野精治氏の著書「スタンフォード式最高の睡眠」等の著書を参考にしています。
寝つきが悪くなってしまう原因の一つは、脳が興奮している事です。
どうして脳が興奮してしまうのですか?
脳の興奮する原因は光です。
人間には太陽が昇ると活動して、太陽が沈むと休むという生物としてのサイクルがあります。
太陽が発生させる日光が人間を覚醒します。
日光にはブルーライトが含まれていて、このブルーライトが脳を覚醒させます。
ブルーライトってスマホからも出てるんですよね?
ブルーライトがスマホやPC、テレビなどのモニターからも出ているのは有名ですね。
脳には光の発信源が
- 太陽なのか?
- 人工物なのか?
区別はつきません。
夜にモニターを見ていると、日光を浴びていると脳が勘違いして覚醒してしまいまうのです。
早く眠たい日はブルーライトを避けた方が良いですね。
寝る予定の2時間前位からはブルーライトを避けると良いですね。
考え事をしない
ブルーライトも脳を活性させますが、脳を覚醒させているのは光だけではありません。
脳を使う事でも脳を活性化させています。
脳を使う事?
考え事や計算、計画など具体的な事を考えると、脳は活動し続けてしまいます。
考える事全般が脳を使っているということですね。
考え事がある時は、一度その考え事をメモ帳に書き出して明日考えましょう。
メモに書いたことで忘れても大丈夫になり、脳はリラックスすることができます。
忘れないようにしないと!と思っていると、脳は覚醒してしまいます。
覚えている必要をなくすために、メモに書いておきましょう。
でも、考えておかないと不安になっちゃうんですよ・・・
夜に考え事をしても同じ考えがグルグル回るばかりで、前進することもなければ、解決する事もありません。
翌朝しっかり起きてから考えた方が圧倒的に早く解決します。
特に夜はネガティブになりやすくなっています。
断言します。
夜の考え事はムダです!!
でも、何も考えないっていうのも難しいですよ?
そうですね。何も考えない「無」になれたら、もう悟りの境地ですね。
何も考えないではなく、具体的な事を考えないという事が大切です。
仕事、人間関係、お金、悩み、計画のような具体的な考えは、夜にしないようにしましょう。
考えないというのも難しいので、他の楽しい事を考えるようにしましょう。
空想とか、楽しかった過去の思い出とかがオススメです。
モノトナス
脳をリラックスさせるためには、寝る時の環境をいつも同じにしておくことも有効です。
寝る時の環境が変わると脳が興奮してしまって、なかなか眠りにつくことができません。
旅行に行った時に枕が変わって眠れないのもこれと同じです。
野生で外敵に襲われる可能性が一番高い時は眠っている時です。
多くの野生動物は巣穴などの安心できる寝床を確保しています。
いつもと違う環境で眠るという事は生物として命の危険を感じてしまい、脳はリラックスすることができません。
- いつもの部屋
- いつもの布団
- いつものパジャマ
- いつもの時間
を意識して寝床に入ると、脳は自然と安心してリラックスできます。
脳の活動を下げ、リラックスするのにとても有効なのは退屈です。
テレビやスマホ、PCなどはブルーライトの問題もありますが、何時になっても楽しいものが沢山あるというのも大きな問題です。
楽しくて退屈させないことが、眠りを妨げてしまっているのです。
楽しいと興奮しちゃいますね。
楽しい時間をすごした直後に眠るというのは難しいですよね。
子供の頃はそれでも眠れましたが、大人と子供では根本的に違いますね。
いつもと同じ環境で何も刺激がない、単調な状態をモノトナスと言います。
詳しくはこちらのブログで
退屈は最高の贅沢
最近凄い退屈だった時間ってありますか?
今の時代は、いつでもどこでも無料や安価で様々なものが楽しめる時代です。
これはとても幸せな事ではありますが、ある意味においては不幸な時代かもしれません。
現代社会では退屈を味わうモノトナスこそ、最高の贅沢かもしれません。
最終奥義 前日に早く起きる
寝つきを良くするための方法いくつか書きましたが、寝つきを良くするために一番有効なのは朝しっかり起きる事です。
眠りにつく時間のコントロールは難しいですが、起きる時間は比較的コントロールできます。
早く寝たい日は、その日に早起きして活動開始する事が一番簡単な寝つきを良くする方法です。
なかなか睡眠の問題が解決しない方は当院にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考文献
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