こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
このブログは皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。
以前NHKで「東洋医学 ホントのチカラ ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ」という番組が放送されました。
鍼灸についてもかなり詳しく取り上げていました。
今回のブログはこの番組でも取り上げられていた、鍼灸についての基礎知識を紹介していきます。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 鍼灸が好きな人
- 鍼灸に興味がある人
- 鍼灸治療を受けてみようと考えている人
- 鍼灸って何?という人
鍼灸の読み方
問題です!
次の漢字の読み方を答えてください。
- 鍼灸
- 鍼
- 灸
実は読み方わかってなかったんですよね・・・
難読漢字として出されたりしています。
正解は
- しんきゅう(はりきゅう)
- はり
- きゅう
読めましたか?
うちの看板も難読漢字を利用しているっていう・・・
読めない人がいても仕方ないですね。
鍼灸治療はWHOも認められている
鍼灸治療は世界保健機関(WHO)に医療として認められています。
日本だけの民間療法という事ではなく、世界で認められている医療なのです。
世界保健機関(WHO)とは1948年に設立され、国連システムの中にあって保健について指示を与え、調整している機関です。
WHOに認められているなら安心ですね。
WHOでは経穴(ツボ)の存在も認定しています。
認定されている経穴(ツボ)は361か所です。
ツボってそんなにあるんですね!
実際にはこの数字以外にも多数の経穴(ツボ)があります。
国際的に認められているのが361か所という事です。
ツボの総数は数千か所もあると言われています。
その多くは、「あぜ穴」と言われているものです。
あぜ道みたいな感じですね。
日本と中国・韓国との違い
以前は日本と中国・韓国では経穴(ツボ)の位置や名前が違ったりしていました。
WHOが医療として認めたことで、国際基準として各国統一されました。
実際には国によって、違いはまだまだあります。
手法も日本と海外ではかなり違いがあります。
日本では、日本式の鍼を「和鍼」と言い、中国式は「中国鍼」と呼び区別しています。
日本の鍼灸院で受けられる鍼は、全部「和鍼」ですか?
日本にも「中国鍼」をする治療院や治療家は多くいます。
あくまで手法の違いです。中国にも「和鍼」で施術している方もいると思います。
鍼灸の受療率
森ノ宮医療学園と筑波技術大学が、日本人の年間鍼灸受療率(一年間で鍼灸治療を受けた人の比率)と生涯鍼灸受療率(一生に一度でも鍼灸治療を受けた人の比率)を調査しました。
- 年間受療率は6.1~6.7%
- 生涯受療率は26~32%
ということでした。
他国の年間鍼灸受療率は、韓国では8%、台湾では12.4%でした。
中国のデータはありませんでしたが、かなり高い(多分一位)と思われます。
日本ではまだまだマイナーなものですね。
この調査で分かった意外な事は欧米での生涯受療率の高さです。
- フランス21%
- ノルウェー16%
- イギリス7%
- アメリカ4%
フランスとノルウェーでは、日本と同じくらいですね。
鍼灸治療はかなり国際化しています。
オシャレの最先端と言っても良いでしょう!(主観)
様々な場面で活躍する鍼灸
NHKで放送された「東洋医学ホントの伴組ではチカラ」という番組ではアメリカ空軍やアフリカでも鍼灸治療が使われていると放送していました。
色々な症状に対応するためには、多種類の薬を大量に用意する必要があります。
手術道具や設備も用意するのは大変です。
最前線にいる軍隊やアフリカでは、用意することが難しいのです。
鍼や灸は少ない物資で様々な症状に対応することができます。
しかも薬や手術道具と比べて、かなり安価に用意できます。
鍼灸は薬や外科手術と比べると、圧倒的に低コスト、省物資で治療できるので、軍隊や物資の少ない国に向いているのです。
今後、更に多くの国で鍼灸治療が活用されていくと予想されています。
日本にいるのに鍼灸治療受けてない人は損してますよ。
東京で鍼灸院をお探しなら当院がオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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