こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
健康の役に立つ雑学や知識をブログで紹介しています。
徹夜したことありますか?
若い時は結構ありました。
遊びだったり、仕事だったりで・・・
今の若い人は知らないと思いますが、昔はリアルにサラリーマン達が
もう2日寝ていないんだよ
今週の平均睡眠時間2時間だよ。
みたいな事を自慢しあっていました。
そんな時代は遠くなりましたが、現代は24時間楽しいことがありすぎます。
「気が付いたら朝になっていた」なんてこともあるのではないでしょうか?
今回のブログは人はどれくらい寝ないでいられるのか?というお話です。
人は寝ないとどうなってしまうのか?についても解説しています。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 睡眠について知りたい人
- つい寝てない自慢しちゃう人
- 睡眠時間を大切にしていない人
- 寝ないとどうなるか知りたい人
起きていた時間の世界記録
人はどれくらい寝ないでいられるのでしょうか?
寝ないで起きていた記録の世界一が過去のギネスブックに掲載されています。
サンディエゴのランディー・ガードナーという高校生が1964年に記録した、264時間12分(11日間)がギネスブックに掲載されていた世界記録です。
この記録にはスタンフォード大学のウィリアム・デメント教授も立ち会っているので、公的な記録として残っています。
実はこの記録以上に長く寝なかったという記録もありますが、それらは公式のものではなく、信憑性の低いものが多いようです。
という事で信じられそうな記録としての最長記録が11日間という事ですね。
人は寝ないとどうなるか?
11日間も寝ないと人はどうなるのでしょうか?
まず最初の二日間は眠気と倦怠感はあるものの、妙にハイテンションになる以外は普通だったようです。
その後
- 4日目には誇大妄想
- 6日目には幻覚
- 9日目には視力の低下、被害妄想
これらの現象が出てきたという事です。
そして最終日(11日目)には極度の記憶障害が出たそうです。
その他、実験期間中被験者(寝なかった人)はずっとイライラしていたそうです。
極度の睡眠不足では脳や神経などには大きな影響が出るようです。
一方、身体への影響は倦怠感や運動能力の低下はあるものの、心拍や血圧、内臓等の検査数値にはびっくりする位問題無かったようです。
11日間起き続けたガードナー君は、その後15時間眠り続け、すっきり目覚めて日常生活に戻ったそうです。
身体的にも脳神経的にもなんの後遺症もなく、いつも通りの日常でした。
半日の睡眠で全て回復してしまったということです。
誰でも若い頃は15時間位寝ていた日があるのではないでしょうか。
この実験では専門教授の立ち会いとサポートするメンバー、安全な設備がそろっていたため無理な実験でも後遺症がないようにできました。
絶対に真似してはいけません。
ギネスブックにはもう載らない
先程の記録がギネスブックに掲載されている世界記録ですが、現在では健康を損なう恐れがあるのでギネスブックは不眠記録等を掲載していません。
この実験では被験者が眠らないようにスタッフが常に見張っていたという事です。
しかし見た目では眠っていなくても、実はマイクロスリープという瞬間的居眠りをしていたのではないかと考えられています。
マイクロスリープとは、数秒間などの一瞬だけ眠る事です。
マイクロスリープは1秒未満の事もあります。
このマイクロスリープは脳を守るためにある、脳の防御反応だと言われています。
このマイクロスリープを防ぐ方法は一つしかありません。
マイクロスリープを防ぐ唯一の方法は、適正な睡眠だけです。
居眠り運転などもこのマイクロスリープが原因で起きている事も多いという事です。
皆さんは無理なことしないで、睡眠時間はしっかりとるようにしましょう!
睡眠の悩みは当院にご相談ください。
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