こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
健康の役に立つ雑学や知識をブログで紹介しています。
今回はあなたの身体が疲れているかのチェック項目をお知らせいます。
今回は前回のブログの続きです。
最初から読むにはこちらから 座ってるだけで疲れてしまう原因は歪んだ姿勢だった。 「スタンフォード式疲れない体」より
内容としてはスタンフォード式疲れない体の内容をわかりやすく解説しています。
スタンフォード大学のアスレチックトレーナー山田知生氏の著書です。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- なんとなく疲れている気がする
- 寝てもなかなか疲れが取れない
- 腰が痛い
- 元気が出ない
- 健康になりたい
身体の疲れをチェックする4つの指標
前回は「姿勢の歪みがあると補正するために中枢神経から常に指令を送り続け、身体が疲れてしまう」というお話でした。
今回はあなたの身体が「疲れた体かどうか」をチェックする4つのバロメーターをお伝えします。
当てはまるかどうかチェックしてみてください。
1・脈が正しく反応していない
脈拍は活動時には早くなり、安静時はゆっくりになります。
安静時は70~80位が適正です。
脈拍は身体の動きに反応して自律神経が常に調整しています。
正しく自律神経が調整していれば立っている時と座っている時、寝ている時で脈拍は変わります。
立っている > 座っている > 寝ている
←早い 遅い→
のように脈拍は変化します。
もしも正しく反応してない場合は疲れた体のサインです。
2・いろいろな時間に寝ている
- 睡眠時間が短い
- 朝起きてもすっきりしない
- 睡眠が不規則
- 起きる時間がマチマチ
等の人は自律神経の働きが悪く、疲れた体になっています。
3・腰が痛い
腰の痛みは体の歪みを調整するために、筋肉が働き続けてた結果として発生します。
腰に痛みを感じる人は他の部分にもダメージを受けてしまっています。
腰の痛みは疲れた体のサインです。
猫背も反り腰も疲れた体のサインです。
4・呼吸する場所を間違えている
正しく呼吸できていないと、酸素不足による疲れと体の歪みによる疲れの両面で疲れた体になってしまいます。
正しい呼吸とは腹圧呼吸です。
腹式呼吸ですか?
腹式呼吸ではなく腹圧呼吸です。
腹圧呼吸≠腹式呼吸
正しい呼吸法
本書では正しい呼吸はIAP呼吸であるとしています。
IAP呼吸とは日本語にすると腹圧呼吸です。
腹式呼吸なら聞いたことあるけど、腹圧呼吸なんて聞いたことありません・・・
そうですよね。
私もこの本で始めて見ました。
IAPとは腹圧の事で、腹圧とは腹腔内の圧力の事です。
腹腔というのは胃や肝臓などの内臓が収まっているお腹の中の空間の事です。
内臓が入っている空間の事です!
本書では「腹圧呼吸とは腹圧を高めたまま呼吸をする事」としています。。
息を吸う時にも吐く時にも、お腹の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法です。
腹式呼吸の場合は、息を吐くときにお腹をへこませます。
わかりにくいけど、違うんですね。
反対に腹圧呼吸ではお腹をへこませずに、息を吐くときも圧をお腹の外にかけるように意識してお腹周りを固くします。
- 腹圧が高まると、背骨を支える力になる
- 身体の中心である背骨が支えられると、姿勢が安定する
- 姿勢が安定すると、余計な力を使わないで無理のない姿勢を保つことができる
このように腹圧呼吸ができるようになると、腰の力を無駄に使わなくなるので腰痛も減少させることができるのです。
高い腹圧が背骨を支えてくれる
腹圧が低い時と高い時を比較してみましょう。
腹圧が低い時
- 腹圧が低い時は腰と背部の筋肉だけで背骨を支えることになり、背骨を支える力が少なくなります。
- 支える力が少ないのでグラグラします。
- ぐらぐらした背骨を支えるため腰と背中の筋肉は調整し続けます。
- 調整し続けた結果、座ってるだけでも疲れてきてしまいます。
腹圧が高い時
- 腹圧が高い時は腹圧が背骨を支える力になります。
- 腰や背部の筋肉は腹圧に助けられながら背骨を支えるので安定します。
- 安定することで調整もあまり必要なくなります。
- 調整が不要なので腰や背中の筋肉への負担が減少し、疲れにくくなります。
疲れにくくなって、負担が減れば腰や背中を傷めることも少なくなります。
疲れにくい体を手に入れると同時に、腰痛や背部の痛みともお別れできるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここで紹介できたのは本書のごく一部です。
より詳しいことを知りたい方はぜひ読んでみてください。
腰痛改善にはサポートグッズもお勧めです。
来院していただければ、体を整えながら説明いたします。
ご来院お待ちしています。
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